泣く子も黙る怪物投資家、恒大集団をデフォルトへ追い込む
慶応大学卒、年収600万、日本の中心である丸の内に勤務し、ルックスはフランプール山村隆太似のイケメン。
誰もが羨む属性を持ちながら、それらをひっくり返すトンデモ投資を連発する「逆神モンスター」「米国株の岐阜暴威」「カリスマヒールトレーダー」ドッグ氏。
5ちゃんねる米国株スレが世界に向けて放つ超ド級投資家です。
牛丼屋でも女をあやうくナンパしかけたエピソードをドヤ顔で話しスレ民から爆笑されていたドッグ氏ですが、上記のハイスペックのおかげもあってか何も知らない人からの評価はなかなか高いようです。
個別株には絶望したので、レバナス追加でいきます。
— ドッグ🐶@個別株引退予定 (@dogisgodtrade) 2021年11月20日
悟りの境地へ。 pic.twitter.com/O7JKxTN18V
これもしかしてやらかした?
— ドッグ🐶@個別株引退予定 (@dogisgodtrade) 2021年11月26日
ピンポイントで被弾するのやめて欲しい
またまたまた売った直後に上がり始めるやつきたわ ナニコレ?
— ドッグ🐶@個別株投資引退 (@dogisgodtrade) 2021年12月6日
いつもトレードと逆相関なんだけど…#運悪い #投資はギャンブル pic.twitter.com/ZxsOmlMcHM
ドッグ氏は保有していたSP500ブルETF(SPXL)、そして天下のマイクロソフト社(MSFT)をここで放出します。
最強ETF、最強個別株の候補にそれぞれ挙げられる事も多いこの2銘柄。
それを間髪入れず手放してしまう所にドッグ氏の尋常のない焦りが見てとれます。
無論、このチキンムーブでスレ民にめっちゃバカにされたドッグ氏。
特にマイクロソフトを320ドルのド底で切った事を突っ込まれまくっていました。
一応本人の名誉のためにいっておくとマイクロソフトに関しては損切りではなく微益撤退です。ほぼ一緒か。
そしてここからがドッグ劇場のキモ。
プライドの高いドッグ氏が黙って批判に耐え続けるわけがありません。
彼はとっておきの銘柄で大逆転を狙おうとしていたのです。
それは・・・・・
ブリザードという脅威からようやく逃れられたと思ったらドッグというそれ以上に強大な存在に目をつけられてしまったCWEB。不憫でなりません。
ドッグ氏は「25ドルまで戻る」と超強気な分析。
確かに直近高値がそのラインなのでこのターゲット設定は至極自然です。
といってもドッグ氏は「短期トレード」で保有しているようで、中長期はともかく1ヶ月以内に25ドル復帰は流石にきついんでは・・・・・?
トレードによるストレスと逆神と呼ばれる事への悔しさから股間のトラブルまで抱えてしまったドッグ氏。
まさに満身創痍です。
そこまで身を削り、恥を晒してまで彼が相場から得たいものは何なのでしょうか。
見ている側の胸に迫る熱いなにかがドッグトレードにはあります。
そんなボロボロのドッグ氏がCWEBを買って2日後の事。
世界の相場に衝撃を与える大事件が発生しました。
【速報】
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) 2021年12月9日
格付け大手フィッチ・レーティングスは、中国恒大集団が「一部デフォルト」に陥ったと認定した(北京時事) https://t.co/PZVtYgRXPT
ここ数ヶ月間、世界の注目を集めてきた相場界のBTSこと恒大集団がついに一部デフォルトを起こしたのでした。
先月のデフォルト危機の際はブリザードさんの土壇場の損切りによって一命をとりとめた恒大集団でしたが、ドッグ氏のモンスターパワーの前には3日も耐えられませんでした。
恐るべし、ドッグ!!
もはやスレでは魔王か疫病神、災厄の権化のような無茶苦茶な扱いを受けているドッグ氏。
肝心のCWEBは暴落していない(上がってもいない)のにこの言われようなので、マジに暴落した日には命を狙われそうな気がしてなりません。
しかしドッグ氏も失敗を糧に修正する男。
今現在持ってて苦しんでいるのはETFだというのに、なぜか勝手に個別株引退宣言を出してしまいました。
個別株投資から引退します。
— ドッグ🐶@個別株投資引退 (@dogisgodtrade) 2021年12月9日
これにより一部銘柄のみで起きていたドッグパワーによる暴落が市場全体で起こってしまうのではないかと投資界隈は一気に悲観的な空気に。
「どうせ少しの調整でドッグはびびってETFを手放すだろう」と言うプロの意見もありますが、ガチホしていれば助かったのにという後悔を一杯に身体に染み込ませた今のドッグ氏の握力は従来より強くなっていることでしょう。
極めて近い将来起こりうる更なる下落の際、ドッグ氏がどれくらい耐えてくるかによって来年の世界経済の潮流が決する可能性があります。
投資家なら要チェックです。
余談ですが、ドッグ氏は未だに上から目線でスレに書き込みを続けているのもあって「レス乞食」「うざい」「スレからさっさと消えろ」と以前にも増して超人気ヒールになっています。
といっても、暴言を吐いたりふんぞり返ったりしていたらヒール人気を得る事ができるってわけでもなく、ここにはかなりのバランス感覚が要されるのです。
米国株スレでドッグ氏と同じくらい口が悪い男に「練馬おじさん(練おじ)」がいます。
彼は資産30億円を運用するスレ内でも屈指の実力派投資家なのですが、彼の口の悪さはぶっちゃけ単なる暴言です。
一方的レッテル張りによるものなので、受け手としては「はい」「いいえ」でしか反応が出来ないわけです。
残念ながらこの双方向によるコミュニケーションを欠いた練おじがスター投資家の道を歩む可能性は限りなく0%だと言えます。
君元々変な声やと思うけど
— 底辺土方練馬FIRE(コッカラッス解雇)@投資初心者/Vtuber/前科14犯/集団ストーカを許すな (@nerioji30) 2021年12月4日
それに比べドッグ氏は「エリートたる俺の理論を聞けばこの愚民たちは必ずや称賛してくれるだろう」と思っているのかコミュニケーションに熱心です。
なんだかんだで相手の話を聞いている上に、よく見ると話の腰を折る事はほとんどありません(脱線しないとは言っていない)。
そして偉そうにしていても、そのパーソナリティ性と話しっぷりに妙にツッコミ所が多いため相手としてもボールの投げ返しに大して苦労せずにすむのです。
そこに圧倒的逆神パフォーマンスが合わさり、唯一無二の怪物投資家ドッグ氏が生み出されているのです。
現在投資界隈で名が売れるかどうかは資産額よりもコミュニケーションスキルが重要視されているように見えます。
10年前と比べ個人メディアの種類や発信方法は多種多様になりました。
以前であれば額面〇〇億円!と出していれば皆から驚かれていたと思いますが、今は多少資産額が少なくても「僕がここまで至った経緯」「今の時局を僕はどう捉えているか」というのを表現できるスキルを持った人の方が『優秀な投資家』というのをより演出できる時局にきていると思います。
最近は230億円のコミュ障CISさんよりうん十億円のテスタの方がスーパーインベスターとして大々的に取り上げられている機会が増えました。
無論この風潮が高橋ダンとか広瀬隆雄とかKAZMAXみたいなのを生み出してしまったのはぶっちゃけあまりよろしくない。
一方で、岐阜暴威さんやドッグ氏のような資産が小さい投資家でもその強烈すぎる個性をフルに発揮しマネタイズできたりファンによって折れそうな心を支えてもらえるというメリットもあるのです。
以上の事から、ドッグ氏はパフォーマンス力と天性のコミュニケーションスキルとバランス感覚で来年以降ますますビッグな存在になっていく可能性が非常に高いのです。
ドッグ氏がこのまま相場で負け続けて引退となれば逆神界には大きすぎる損失となってしまいます。
是非ドッグ氏には半年以上前から計画しているyoutube進出計画を実行に移して人気者になり、皆の励ましで自尊心を埋め合わせながら、長期間粘り強く相場でパフォーマンスを発揮して欲しいと思います。
てかいい加減早くチャンネル開設しろよ。