逆神トレーディング日誌

全ての投資家へ捧ぐ

ゴールドの戦い2021~高橋ダンvsオレ的JIN~

10月22日、とある超大物投資家の損切り報告が話題を集めました。

 

 

 

爆損系投資youtuberという名目だったのに米国株が好調すぎてただの株上手い人になってしまった「俺的株・FX速報」のJINさんです。

 

 

彼があっさりと報告したこのゴールドポジション解消。

この時こそ、JINさんが長きに渡る戦いの末にヘッジファンドマネージャーに敗北した瞬間でもあったのです。

 

誰かは皆さんもうお判りでしょうけど。

 

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全てはこの動画から始まりました。

 

ヘッジファンドマネージャー、こと俺たちのDan Takahashiがゴールド2000ドル宣言をした昨年末からすでに戦いは始まっていたのです。

 

 

怪しげなインフルエンサーを告発することも多々あるJINさんですが、元ウォール街ヘッジファンドマネージャーという凄そうな肩書につい目がくらんだのか「2021年はゴールドで勝負」と宣言してしまいました。

 

 

 

 

実際のゴールドはどうなったかというと年始2000ドル・・・どころか大暴落。

 

JINさんは大ダメージを喰らう一方、ダンさんは「短期トレードと長期トレードを分けてクダサーイ!」とコメント。

このあたりからアンチ高橋ダンによる「あいつは都合のいい時だけ短期長期って言葉使って責任逃れしてやがる。」という指摘が盛んになってきたように思えます。

 

 

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この後もゴールドはずるずると下がっていくわけですが、2月某日にダンさんは例のゴールド投資本を発売します。

 

「こいつは商品の宣伝のためだけにゴールド買い煽ってたのかよ」とアンチダン派はますますブチ切れるのでした。

 

 

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ゴールド(日足) 顔マークが高橋ダン本発売日

 

 

 

ゴールドは下がりますがダンさんは買い煽りをやめません。

いや、むしろ「ゴールドは下がってるから絶好の買い場」「鉱山株も買うにはベスト」と煽りを悪化させていきます。

 

その間にもJINさんの含み損はどんどん増えていきました。

JINさんは下がったら全力ナンピン買いするという戦法なので、底抜けしてずるずる下がっていくパターンの際はそれだけ大ダメージを喰らうわけです。

 

 

JINさんも段々とダンさんの曲げ力に気付き始めていました。

 

 

 

 

 

そんなダンさんのゴールド買い煽りが終わったのは世間がGWに入ろうとする時でした。

 

www.youtube.com

 

 

まさかこのタイミングでかよ!とアンチの失笑を買うダンさん。

ダンさんの売りに呼応するかの如く、ゴールドは力強い上昇を見せ始めます。

 

 

しかしダンさんも強者。

生意気にも上がったゴールドを叩き落すべく、すぐさま買い煽り動画を出します。

 

伝家の宝刀「2000ドル宣言」アゲイン!!

 

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効果は抜群。

1900ドル突破していたゴールドは急速に弱体化していったのです。HOLY SHIT!!

 

 

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ゴールド日足 顔マークは「金を売る」→「2000ドル宣言」のタイミング



 

このあたりになってくるとゴールドを外しまくるダンさんにJINさんもブチ切れ始めます。

配信などでは「某ヘッジファンドマネージャー」「某D」「投資は自己責任とか言って適当いってるyoutuber」などとボロクソに攻撃を開始。

ネタに困ると大体ダンさん批判を展開するのでいつしかこれを「ダン芸」と皆呼ぶようになりました。

 

 

 

↓ついにミーム株と同列扱いになってしまった高橋ダン。

jinfxblog.com

 

 

個人的話をするとこの頃JINさんのコメント欄でダンさんをいじったりツイートのリプライにダンさんのスクショを貼りつけたりしていたらダンアンチの何人かからDMを貰うようになりました。

内容はいかにダンが情けない男なのかという事オンリー。

北斗無双で負けてケンシロウをけなすパチンカーのノリみたいになってます。

 

 

その後、ゴールドは幾度のリバを発生させてJINさんを舞い上がらせたり、かと思えば大下落したりと方向感のない動きをします。

JINさんのメンタルはズタボロです。

 

 

 

 

ついにはネームバリューの割に登録者が伸び悩んでいる男テスタにも助けを求める始末。

「ゴールド投資はよくわかりません」と一蹴されていました。

 

 

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この8月の大下落、結果的にここが(今時点での)金の大底だったわけです。

人間の恐怖の極限が天底、とはよく言ったものですね。

 

ちなみにゴールド投資をあれだけ勧めていたダンさんがいきなり「ゴールドはもう終わりデース」と手のひら返しかましたのもこの時です。

 

 

survivorbeast.hatenablog.com

 

 

 

8月から9月にかけてはリバウンドが発生していました。

やっとJINさん助かるか、と思いきやここで邪魔をしたのがやはり高橋ダン!!

 

 

 

とうとうJINさんに死神呼ばわりされてしまったダンさん。

 

といってもJINさんがスクショしてるダンさんの動画は9月4日投稿。

3日4日前の動画を引っ張ってくるのはフェアじゃないだろうとチャートと重ねてみるとなんと投稿タイミングでゴールドが天井形成。

 

何日かずらしてあげるJINさんの優しさとダンさんの破壊力の競演に私はどう評していいか言葉がありませんでした。

 

 

 

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ゴールド日足 顔マークは・・・言うまでもない

 

 

こうしてる内にようやく、ようやくJINさんは10か月近くに渡り持っていたゴールドを冒頭で紹介したように撤退することが出来たのでした。

 

この戦いでタカハシジンという新たなペルソナを得たJINさん。

おそらく登場はこの動画一回だけでしょう。

 

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2021年はゴールドの年、そう意気込んでいたJINさんでしたが今年はテスラとエヌビディアの年だったのです。

といってもこれらの銘柄もちゃっかりしっかり握って爆益なのが天才「米株」トレーダーJINさん。

例えコモディティで損しようが、為替で損しようが、日本株で損しようが、全ての損失をカバーリングできる米国株の威力を我々にまざまざと見せつけておりました。

 

 

 

 

一方の高橋ダンさんは一週間前にゴールドは買うなという動画を出し、微的中。

ようやく己の相場観とゴールドの値動きがアジャストしてきたようです。遅えよ。

 

 

そのダンさんは9月くらいから投げ銭が欲しいのか毎日のように生配信をしています。

自作SNSのポストプライムをしっかり宣伝しながらリスナーの質問で答える形式で1万人近くを動員していますが「SUCK」「SHIT」「DAMM」などとスラング全開。

金稼ぎと品性にはなんの相関性もない事を我々に見せつけるのでした。

 

 

 

 

 

アメリカ経済の光の部分を司るJINさん、闇の部分を司るダンさん。

 

この二人が再び拳を交える日はそう遠くないかもしれませんね。