女帝はるなんは二度死ぬ
ショーンコネリーの吹き替え声優として高名だった若山弦蔵氏が先月お亡くなりになりました。
現在30歳の私の中でショーンコネリーといえば屈強なおじいちゃんというイメージが強かったです。
ベタですがザ・ロックは時折見返すくらい好きな作品です。
しかしある程度の年齢以上の認識ではやはりショーンコネリー=007でしょう。
特に日本を舞台にした「007は二度死ぬ」は当時の昭和日本の風情も味わう事が出来る作品として現在でも根強い人気がある作品です。
ところ変わって現代日本。
隠密絶対のスパイに最も向かないであろう人物が福岡県にいました。
「新宮のスタバマスター」「日本一有名な投資系tiktoker」の異名を持つはるなん氏です。
彼女のポジションは逃げも隠れもする暇もなく、瞬く間にアルゴ取引の獲物となります。
そして彼女はその損失に耐えきれず直ぐに叫び声を上げてしまいます。
彼女がスパイになった日には、本人どころか所属組織まで壊滅してしまう危険性があります。
その代わりはるなんは驚異的なタフネスを持っている・・・とフォローする予定でしたが、ここにきて彼女はなんと入院をしてしまいました。
どんな鉄人にも限界の日はやってくるのです。
ココドコ...ワタシハダレ... pic.twitter.com/6q5b7sX5VV
— はるなん (@hrn_crypto) 2021年5月27日
みんな心配してくれてありがとう( ;∀;)生きてます!コロナじゃなくて体調不良(先物のせい)なので1週間くらい入院予定です!あと個別株に完全に戻ります!本気だす!
— はるなん (@hrn_crypto) 2021年5月28日
あまりにも短期間で連続的に爆損するので当ブログは一々取り上げませんでしたが、最近のはるなんは異常に原油に拘っていました。
おそらく原油のハイレバレッジ性とボラティリティの大きさに一攫千金の夢を見たのでしょうがそういう奴は大体退場していきます。
少なくとも(以前の)岐阜暴威さんとオレ的JINさんはスケベ心全開で原油に立ち向かい無残に散っていきました。
あと黒い噂の絶えないオーリーもか。
しかし先物や商品CFDはほぼ24時間動いている上に、大体自分の動きと逆方向に行きます。
私も3年くらい先物をしていましたが、かなりの確率で夢の中にチャートが出てきます。
これは夢なのか現実なのか気が気でなく、夜中に目が覚めてしまったり眠りが浅くなったりする症状に苦しんでいました。
はるなんはそれに加えて朝起きたらマイ転してた、ポジションがなかったといった伝統芸があります。
ネガティブな現実を寝起きの脳に叩きこんでいたらそりゃどこかで調子を崩すでしょう。
と、流石に彼女も反省したのか命の危機を感じたのか今後は個別株一本で戦う意思表明をしました。
岐阜暴威さんがかつて通った道ですね。
しかしここで疑問が一つ浮かびました。
レバレッジ大好きはるなんが個別株の現物取引に満足するのか、と。
持ってる資力を全力で一株に注ぎ込むというのも十分すぎるくらいのリスクがありますが、彼女は修羅場を無駄に味わいすぎてその程度ではつまらないんじゃないかと。
もしかして・・・信用取引?
それじゃいよいよまるっきり岐阜暴威ルートじゃないか。
年始の頃ほど話題には上がっていませんが5月31日~6月22日は金融占星術でいう「水星逆行」期間に入ります。今年2回目です。
この期間は相場が荒れやすい傾向にあると言われています。
それに加えてはるなんの個別株宣言もあり猛烈に嫌な予感がしていました。
するといきなり効果が出たのです。
31日の東京株式市場では、前営業日比289.33円安の28,860.08円で終了。https://t.co/DV63EnwuPU https://t.co/7JeofQUD0l
— SBI証券 (@SBISEC) 2021年5月31日
いきなり水星逆行効果&はるなん宣言で下落かよと思った私の認識は、しかし大甘だったのです。
はるなんは宣言のみならず、実際に株を買っていたのです。
お前まだ入院中やろが。
おはニート!5月は結構負け続けたけど-100いってないくらいかなーあと昨日久しぶりに株買ったおwそしたら地合いがひどかった( ˙-˙ )
— はるなん (@hrn_crypto) 2021年5月31日
医療機器が周囲にあるためトレードで倒れても大丈夫だろうという謎の安心感を持ってしまったのでしょうか。
インスリン注射を打っている傍らで甘いものをバクバク食っているが如き状態。
より一層心身に負担がかかるのではないか流石に心配してしまいます。
ところがここで更に私は認識の甘さを痛感するのです。
彼女の口座は身体以上に脆かったのです。
明日!退院!退場!入金! pic.twitter.com/iVxAz6Y7CH
— はるなん (@hrn_crypto) 2021年6月1日
個別株いくとは聞いたが信用取引かいワレ!!
— うどん暴威 (@inagi666) 2021年6月1日
信用全力
— はるなん (@hrn_crypto) 2021年6月1日
身体は病み上がりでしょうが彼女の口座は何度も無理矢理蘇生させた状態。
入院どころか毎日葬式しているようなものです。
「もう本当にお金がない!」と言いながらしれっと信用取引できている謎のはるなんマネーの謎も深まる一方です。
これがアル中病棟ならぬギャンブル(トレード)中毒治療病棟であるならこの上なく素晴らしいフィナーレでしょう。
なにせ患者は心身の健康を取り戻し、ついでに口座が崩壊し取引ができなくなった状態で退院を迎えるからです。
こうしてはるなんは身体が壊れ口座が壊れ、前述した007のタイトルのように二度死んだわけです。
だけど大丈夫。
007が二度死んだ「ように見せて」たくましく活躍し続けたように、はるなんも頑強な身体と入金力を活かしてますますの活躍をしてくれるでしょう。
どんなに時代が経っても人々が期待と注目を持ち続ける限り、それに応え続けてくれるのがヒーローやヒロインというものですから。
退院祝いきちゃあああ pic.twitter.com/eCwxfJycE9
— はるなん (@hrn_crypto) 2021年6月1日
彼女の3度目の死は極めて近いかもしれません