逆神トレーディング日誌

全ての投資家へ捧ぐ

逆神ウィークリーレポート(2022.5.16~5.22)<暴落に対する生存戦略とは>

先日、六本木にとある美術展を見に行きました。

今から100年後の世界について各業界のクリエイター達がそれぞれのイマジネーションを披露するコンセプトのものです。

 

www.2121designsight.jp

 

会場各所の柱にはクリエイター達の論説が刻まれていました。

その中で目を引いたのは渡邊康太朗氏(コンテクストデザイナー)が「誰が歴史を意味づけるのか」というお題に対するアンサー。

 

「他者による言葉は実践者の活動に当人も気づかなかった意味を与える事もあれば、ただの誤読である時もある。我々は過去の意味を紡ぎ、それに抗い作り続ける事もある。」

 

私含むネットウォッチャー達が逆神の行動をまとめたり揶揄したりする行為は、もしかしたら彼らのトレード行為に新鮮な意味を与える事もあるかもしれません。

なにかしらポジティブな文化的行為をしているのであれば、一見無意味(byてるもん<@_terumon>)なように見えるこのブログの執筆も続けていこうとする気持ちが湧いてくるものです。

 

ところが、ここにきて一つの大きな動きがネット投資家界隈で発生しました。

 

「株の話をするやつがめちゃくちゃ減って代わりに飯ばかり上げるようになった」

 

 

 

 

原因はやはり年始からずっと続くマーケットの不調(特に米国株)でしょう。

 

youtu.be

 

一昨年、昨年とお金が増える楽しみを覚えてしまった特に初心者トレーダー達にはつらい日々でしょう。

天才米株トレーダーとか爆益王とか言ってたJINさんもすっかり精彩を欠いてしまい、ただの太ったおっさんに早変わりです。

もっとも、死ぬ死ぬいいながら一向にタワマンを引き払う事無く、飼い猫がブクブク太っていくほどの恵まれた食生活を享受する余裕がある事はファンにはお見通し。

ある意味日本でもトップクラスの恵まれた投資家でしょう。

 

私がウォッチしている逆神たちもトレードをやめられたら私も書くネタがなくなってしまいます。

しかしご安心を。

彼らはあの手この手でこの局面で悪あがきをしています。

 

JINさんのような相場がなくても別に生きていける系トレーダーで他に思いつくのは「女帝」はるなん。

いや、重度投資中毒者である彼女を「相場がなくても生きていける」と称するのはやや語弊がありました。

相場をやめても金回りが悪くなる事はない、と言い換えましょう。

 

 

海外FXでプラスマイナスのせめぎ合いをやっている女帝はるなんですが、彼女の余裕を物語るのは十八番の爆損豪遊芸。

最近爆益でも豪遊しだすようになったのですが豪遊のクオリティが爆損時とそんなに変わらない事が明らかになりつつあります。

トレードでいくら損しようが、はるなんの生活の質にはさしたる影響がないのです。

これが社会階層の差なのでしょうか。存在自体がチートです。

無論、ニートなのを許容している親との仲には何らかの影響があるかもしれませんが。

 

 

 

実家の太さで言えばはるなんほどではありませんが「Mr.逆神」岐阜暴威さんも金回りは常人よりかは安定しそうです。

とは言っても「相場で勝つことが俺の人生」とファイスタTVでドヤった事から分かるように、岐阜さんが相場から離れる事はないでしょう。

現にこの下落相場の中で、誰よりも猛烈なアタックを掛け続けているのが岐阜さん。

その姿は相場師の鑑と言えると思います。

 

無職専業トレーダーになってからツイートが増えたものの、ここ最近呟くのにも飽き始めているような気がする岐阜さん。

利確したら「ありがとう」、損したら「俺はバカや」のワンパターンに暴威軍達からのリプライも減っていっています。

岐阜さんはインスタグラムやTIKTOKの進出も考えて現状を打開したいらしいですが、問題なのは使っているツールではなくコンテンツの質だという事に気付いてい欲しいものです。

岐阜さんは相場がどうなろうが、それでも親からパクった金で相場に身を投じていかなければならない宿命であり、またそうしないと人を繋ぎ止められないのです。

逃げ場がない分、どの株クラ界隈のアカウントより過酷なポジションでしょう。

 

 

株以外の投資の世界に活動を移すトレーダーもいます。

仮想通貨界隈は新陳代謝の激しい業界なだけあって、なんだかんだ活気に満ちています。

そこにどっぷり足を踏み込んでいるのが「令和の怪物投資家」ドッグさん(現・ワッフル菊池)。

 

 

「米国株は詐欺」「株式は機関投資家達によるポンジスキーム」「信用売りさえ出来たら億れた」などと親の仇のように米国株を罵りまくり、仮想通貨に軸を移した俺は偉いとアピールしたいドッグさん。

ただ株から完全脱却したわけではなく、なぜか日本株デイトレに興味を示していたりもします。

 

 

ただ、先週株クラの話題を一気にさらった「三井松島大暴騰事件」の主犯の一人と考えられているのもドッグさん。

デイトレでも負ける未来しか見えません。

逃げられない岐阜暴威さんに対し、逃げるしか道がないのになぜか逃げないドッグさん。

比較してみるとそれぞれの生き様が見えて面白いものですね。

 

kabumatome.doorblog.jp

 

 

「長野の大魔王」ふくりさんは暴落でプライドを粉々にされてしまったため、裁量トレードを諦めてシステムトレードに手を出しました。

結果は微妙なものになってします。

システムトレードは安定的に勝ってはいるものの、ふくりさん本人の損失がやばすぎてそのクオリティを覆い隠しているのです。

この暴落状況でふくりさんがスケベショートして大火傷し、シストレにケツを拭かれる展開でなければいいのですが・・・。

 

 

 

 

今まで上げた戦士たちはなんだかんだいって相場に向かい合っているわけですが、完膚なきまでに叩きのめされ相場さえ見れなくなった男も一人紹介しましょう。

 

その名は「ビンゴ犬」。

ドッグさんより前に逆神界隈に名を馳せた「元祖ドッグ」「ドッグ エピソードゼロ」です。

 

昨年、ビンゴさんは米国株で数々の暴落を喰らい、拙い英文で機関投資家に熱い救済メッセージを送っていた男です。

 

しかし彼は無茶がたたりリアルに口座が崩壊してしまいました。

ガチの自己破産です。

 

 

昨年末から半年近くツイートがなかったため、最悪の結末さえ考えられていたわけですが見事彼は復活したのです。

 

 

とは言っても破産した状態でトレードなんてする余裕はありません。

 

そして彼は・・・・アダルトゲーム紹介アカウントになりました。

 

 

 

 

あまりにも落差のある展開。

米国株界隈の伝説となったあの時の姿からは想像が出来ません。

しかし、今の彼にとって必要なのはお金ではなく、この穏やかな時間だったのかもしれません。

 

この暴落がいつまで続くかは分かりません。

しかし重要な事は「いつか暴落は終わる」という事。

それまでに豪遊するのも、別アプリを試すのも、別の投資商品を触るのも、シストレでもよいでしょう。

重用なのは生き残る事です。

 

相場に生き残るのがいかに重要なのか。

偉大なる先駆者、ビンゴ犬さんの事例を見ながら皆さんは今一度相場との向き合い方を考えて頂ければと思います。