逆神トレーディング日誌

全ての投資家へ捧ぐ

魔王帰還!長野の伝説ふくりさん、大相場を駆ける!!

11月24日、アメリカ感謝祭翌日。

世界は絶望と悲鳴に包まれました。

 

 

 

コロナウイルス変異種「南アフリカ株」の脅威をWTOが認識したから、というのが一般的に報道されている原因ですがこの裏では大変な事が起きていたのです。

 

この時、国内外の名だたる逆神達は下目線だったからです。

 

JINさんは株が暴落するから逃げろ動画を出しました。

高橋ダンは日経平均は血の雨のようなチャートだと恐怖感を煽ります。ダンさん数日前に日本株買い推奨動画出してなかった?

女帝はるなんはなんとショートで20万の原資を330万まで増やす神ハイレバトレードを披露。

CISは29790からの日経ショートが遂に爆発。2000円近く抜き面目躍如。

リザードさんは半導体指数をリバに耐え空売り継続するという大ファインプレーをしました。

 

 

買いで喰らったのはmanager2525とドラFXです。

 

ドラFXはJINさんが「相場界のスペランカー」と言ったようにすぐ死ぬのでノイズに過ぎませんが、情けないのがmanager2525です。

忘れた頃にやらかしてくるのがこの男。油断も隙もありゃしません。

 

元々はジョンタイターと共にタイムスリップしてきた男として売り出した未来人系トレーダー、manager2525。

それが本当ならなぜ彼は暴落前に売りを微益撤退し、買いで見事に喰らってしまったのでしょうか。

 

彼の有料noteを買う奴は一体どんなのなのか一度顔が見たいものです。

 

 

 

とはいいつつ、本記事の主役は彼らではありません。

 

忘れた頃にやってくる、と言えばこちらのスーパートレーダーを忘れてはいけません。

 

 

 

 

そう、長野が生んだ伝説の大逆神「ふくりさん(蕎麦暴威)」です!

 

 

蕎麦打ちから畑仕事、木材加工に旅行、そしてソーシャルゲームガチ勢(ウマ娘)と誰もが羨む手先の器用さと多芸っぷりを誇りながら肝心の投資で大敗を続ける悲劇の投資家。

ちなみに働き場の蕎麦屋でもリストラ一歩手前という崖っぷちワープアでもあります。

 

 

昨年ふくりさんが空売りをしたらコロナワクチン製造ニュースが出るという人類史に残る大ファインプレーを起こしたのは皆さんの記憶に残っているでしょう。

世界の救世主、それがふくりさんです。

 

 

survivorbeast.hatenablog.com

 

 

今年ひっそりと相場復帰し、ひっそりとトレードしていたふくりさん。

「ノーポジでも辛くなくなった」と相場中毒克服を宣言したふくりさんですが、この翌日にもうポジションとっていたのは流石人気株芸人と言えましょう。

 

 

 

 

オミクロン株による市場の警戒もふくりさんによるこのツイートが一層加速させたのではないかと思います。

 

 

 

 

昨年のコロナショックも最初は皆このような反応でした。

思えばその油断があの大暴落を生み出したのでしょう。

 

 

それでもふくりさんは希望を捨てず超強気なツイートをします。

なんて余計なことを・・・。

 

 

 

広木隆の日経年末30000円、高橋ダンのゴールド2000ドル、エミンユルマズの日経年末21500円と具体的な数値を出すと大体外れるのが相場の常。

それを知っていながら大風呂敷を広げ下げを加速させるふくりさんは買い方の破壊神、売り方の救世主なのでしょうか。

 

 

 

 

悪夢のような金曜日が過ぎ、土曜日が来ました。

 

日経3万円宣言をしたふくりさんも流石に憔悴。

一瞬スケベ心で買いポジションをとったものの、喜びを一秒も与えられないスリルな状態になったらしく弱気も弱気になってました。

 

 

 

大多数が思う「週明けは下げるだろう」という予想。

それはふくりさんでも、manager2525でも、Mr.逆神の岐阜暴威さんでも変わりません。

彼らは大衆心理の結晶なのです。

 

 

 

 

まあこんな感じなので月曜の相場は寄りから買いが猛然と入る事になりました。

 

 

土日の間に「オミクロン(南アフリカ株)は感染力は高いけど致死率は低い」と狙いすましたかのようなポジティブニュースが出たのも影響してか日経平均現物は前日比プラスになるまで上昇。

 

ついでにこの時岐阜さんは朝一番に川崎汽船株を空売りしてしまい悶絶しておりました。

 

 

 

世紀の空売り師岐阜暴威によって世界は救われました、という王道ストーリーでこの南アフリカ株騒動も終焉かと思われたその時でした。

 

 

ここで出てきた魔王ふくりさん。

なにがなんでも相場を下げたいのかそれとも本心なのかはともかくすっかり悲観が治ったふくりさんはこのタイミングでデッドキャットバウンズを力強く否定しました。

 

デッド・キャット・バウンス|証券用語解説集|野村證券

 

デッドキャットだと思って空売りしたら果てしなく上昇され口座が崩壊した経験を何回もしたふくりさんだからこそ出来る相場分析。

どう見てもロング玉を入れる気満々です。

 

ところが、ふくりさんの楽観的なこの見立てが不味かったのか昼前から相場の動きが一変します。

 

 

岸田総理が日本への外国人入国を禁止する措置を発表。

急拡大する南アフリカ株を前に「更なる水際対策を検討する」と言ったら弱腰だとえらく叩かれたのでここは思い切った措置をとったのでした。

 

これを受けて日経はせっかくの上昇が全てパー。

午後に株価は一気に下落し、終わってみれば寄りよりも下げてしまったのです。

 

 

 

 

無論、これを受けて岐阜暴威さんが狂喜乱舞したのは言うまでもありません。

とんでもない失言まで飛び出しておりました。

 

 

 

さて、では肝心のふくりさんはこの動きを受けてどうなったのでしょうか。

昼前のあのツイートで全力買いしてやっぱり大爆損しているのかと思いきや、なんと予想外のポジションを取っていたのです。

 

 

ふくりさんは予想通り超ピンポイントの最高値買い。

しかし長年の相場経験から彼は第六感を働かせ、ほぼ同値で空売りを入れる事に成功したのです。

いくら下がろうが含み損は30円分のみです!

 

トレーダーとしてのレベルを上げた、とふくりさんを大々的に称賛したいところですが当ブログ的には非常に困りました。

 

金曜の下げ、土曜午前の上げ、土曜午後の下げと(ヘッジ玉入れたのは置いといて)ふくりさんは3セクション全てに置いて相場見立てを外しております。

弱気になったところが底だったし、楽観したところが天井でした。

 

曲がり屋としてのキレを完全に取り戻したふくりさんのポジションの逆を行けば、この混迷の年末相場を乗り切れるというオチにもっていきたかった所での両建て。

これではふくりさんが買い売り片方のポジションを解消するまでは相場がどっちに転ぶか誰にも分からないのです。

そこまでいけば逆神動向なんか気にせずコイントスでトレードの方向性決めれば済む話となります。

 

昨年相場界を支配した逆神トリオ「ホーリートリニティ(聖なる三柱)」。

そのメンバー岐阜暴威、CIS、そしてふくりさん三人が奇しくも売りポジションで合致しました。

しかし、相場はなかなか上がりません。

 

もし、ふくりさんのポジションというのがその他二人の売りポジを凌駕する曲げ力を有しているのであればますます彼の両建てが外れるタイミングが重要です。

もしふくりさんが売りポジションの方を外し買いだけになると、どれだけの大下落が起きるか想像するだけで恐ろしくなります。

我々が株価回復を願うのであれば、ふくりさんの買いポジションが外れ売りだけになる展開を望むのです。

その時の爆発力はすさまじく、多分29000までには速攻で戻るのではないかと思います。

 

混迷の相場を象徴するかのようなふくりさんの両建て事件。

伝説のトレーダー復活のお祝いも兼ねて、今後ふくりさんの動向に一人でも多くの相場関係者が目を配ることは必至です。

彼が両建てを外した時は、チャートナビとか日経新聞とかは超速報で報道すべきだと思います。

 

とりあえず、ふくりさんが年内退場と退職というダブルパンチを喰らわない事を願います。