逆神トレーディング日誌

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【月末恒例】カリスマ投資家ブリザード氏、中国大暴落で退場危機か

月が終わる頃になるとなにかと窮地に立たされるのがカリスマ投資家ブリザード氏。

月の前半絶好調でも後半になると調子を崩し、挙句失踪するというのが彼の定番パターンとなりつつあります。

 

今回ブリザード氏がやらかしたのはCWEB。

 

「構成銘柄もわからないけどなんとなく下がってたから買った」というファンキーな理由が仇となり含み損に苦しむ日々を送っていることは前回の記事で触れたとおり。

 

 

survivorbeast.hatenablog.com

 

それにしてもなぜブリザード氏は定期的に危機的状況に陥るのか。

そう考えていたとき、私の脳内にコペルニクス的大転回が生じたのです。

 

そう、ブリザード氏が苦しむ理由は「中国株」にありました。

 

リザード氏が損失を抱えてきた銘柄はEH、EBON、NIO、(台湾だけど)TSMといった中国関連銘柄ばかり。

今回のCWEBも中国企業で構成されるETFです。

 

当ブログ、かれこれ半年以上ブリザード氏を「カリスマ米株トレーダー」としてフィーチャーしてきましたがそれはとんでもない大間違いだったのです。

 

リザード氏は米国株界隈へ居場所を間借りしている「カリスマ中国株トレーダー」だったのです。

 

 

survivorbeast.hatenablog.com

 

中国株において全投資家が警戒しているある要素があります。

それが「チャイナリスク」。

中国共産党による規制強化やある日突然企業家が拘束されてしまうといった人的リスク、広大な土地ゆえの災害リスクなどが中国企業には多いのです。

リザード氏は中国株を触りまくっていたためよりこのリスクに触れやすい環境下にあったのです。

ここまでピンポイントで暴落に巻き込まれるのは彼自身の(悪い意味での)カリスマ性によるところも大きいのですがね。

 

わかりやすい用語集 解説:チャイナリスク(ちゃいなりすく) | 三井住友DSアセットマネジメント

 

 

EHやEBONの暴落は反中国系空売りファンドによるショートレポート、TSMは渇水による気象リスクで株価を下げました。

では今回のCWEB、もとい中国株全体の不調はなにかというと中国共産党が教育関係企業に対して規制を強化したことが理由と言われています。

規制内容としては個別学習指導の禁止。塾講師みんな失職ですか。

 

youtu.be

 

これに端を発したパニックが中国株全体を巻き込み、26日の香港ハンセン指数はマイナス1000ポイント(約4%)の暴落となりました。

 

たまったもんじゃないのが当のブリザード氏。

ただえさえ苦しい含み損が更に拡大しそうな展開に彼は開き直り「CWEB戦士」を名乗ります。

 

かつてSOXL(半導体ETF)を靴、TSMを鉄壁の盾として己の身体強化に充てていたブリザード氏。

彼はついに銘柄自体を自らにトランスフォームさせ、心身一体のトレーディング戦士になったのでした!

 

 

しかし彼の気迫虚しくCWEBの雲行きは怪しくなるばかり。

 

あまりに悲観的な展開にあの怪物投資家ドッグ氏までがブリザード氏追悼コメントを出す始末です。

ドッグ氏はまずソフトバンク株をどうするか心配した方がいいと思います。

 

110ドッグ ◆AlnUeimnHYbD 2021/07/26(月) 17:39:17.55id:ioTYud3g0
リザード 享年(26) 命日7/26
生前好きなだったものはイナズマイレブン
みんなから愛される人気者だった

 

更にブリザード氏への雲行きは怪しくなります。

 

26日夜、東京五輪卓球混合ダブルスにて水谷・伊藤ペアが中国の牙城を崩し日本卓球史上初の金メダルを獲得したのです。

 

www.jiji.com

 

日本にとって喜ばしいニュースですが、CWEB戦士たちにとってみればどうも嫌な流れを感じてしまうところ。

「中国ペアはCWEBホルダーで含み損でメンタルダウンをしていた」という珍説まで飛び交う中、ブリザード氏はまさかの嫉妬の炎を燃やします。

 

 

五輪よりも俺に注目しろと暴走した自己顕示欲を抑えきれないブリザード氏。

そんな彼を相場の神も不憫に思ったのでしょうか。

より注目が浴びれるようにCWEBは連日の超大幅な下げを記録したのでした。

 

 

前述したドッグ氏や「イナゴの神」してまん氏が好調なトレードをする中、一人負け状態になってしまったブリザード氏。

 

 

 

 

巨大になりすぎてしまった彼の存在はドッグ、してまん両氏はおろかあのPAN様でも埋め合わせることは出来ないでしょう。

このままブリザード氏は悲劇的な結末を迎えてしまうのか、はたまた酒に溺れ株界隈を荒らしまくってしまうのか。

 

世界一中国を愛し世界一中国に憎まれた男、ブリザード氏の今後の動向に目が離せません。