カリスマ米株投資家ブリザード氏、金も人気も感情も失う
ほんの2ヶ月前まで米国株界隈は史上空前の盛り上がりを見せていました。
書店に行けば米国株投資指南本か両学長、そして高橋ダンの本が積まれていました。
よくわからないけどとにかく安そうな株は手当たり次第に噴き上がり、ロビンフットユーザー達の買い煽りに乗っかって上がりそうにもなさそうな株に全力投資していくスタイルに皆が連日興奮状態でした。
現在、米国株ユーザー達にはあの頃の熱がありません。
寂しい限りです。
米国株と言えばこの人、ブリザード氏。
現在10歳以上年上に彼女と交際中の若きイケメントレーダーです。
その彼がとうとう心を失ったトレーディングマシーン(狼狽売り機能付)になってしまいました。
一体彼の身に何が起きたのでしょうか。
そして米国株の今後はどうなるのでしょうか・・・・?
激流相場に揉まれて感情を失ったブリザード#米国株 pic.twitter.com/fNabLYuFUS
— ブリザード (@BlueSkyLanSZ) 2021年4月9日
第一の関門 半導体ショック
ブリザード氏といえば投資資金の大部分をTSM(台湾積体)、SOXL(半導体指数)で固める半導体中心スタイルの投資を続けていました。
そのブリザード氏をじわじわと苦しめていた半導体セクターが先月末のバイデン大型インフラ投資策発表で見事復活。
瀕死のブリザード氏は一旦の窮地は脱したのでした。
TSM上昇により修復された盾 pic.twitter.com/PNYoeGVrVX
— ブリザード (@BlueSkyLanSZ) 2021年4月3日
しかし、神はブリザード氏に新たな試練を与えます。
4月6日、米半導体装置企業のAMAT(アプライドマテリアルズ)がインベスターデイ(経営戦略説明会)を開きました。
昨今の半導体供給不足や今後も増えるニーズ、バイデンの大型経済対策も発表された直後で否応にもAMATに対する期待は膨らんでいました。
ところが・・・・。
AMATショック(もう戻してきてるけど) pic.twitter.com/luRkm7J005
— ヤス (@yas_mtk) 2021年4月6日
なんとガイダンスで期待を裏切ってしまいAMATは大下落。
それにつられるように半導体関連銘柄、そして指数自体も下げてしまいました。
ちなみにブリザード氏以外にもこの半導体ショックでダメージを喰らったトレーダーが多数います。
当のAMATを145ドル台で自信満々に掴んでしまったうどん暴威というトレーダーがその代表でしょうか。
過去最高値更新中状態で高値圏とかうだうだ言ってんじゃねえぞテメー
— うどん暴威 (@inagi666) 2021年4月4日
本当のトレンドフォローってもんを見せてやるぜ#株式投資 $AMAT
239 山師さん (アウアウクー MM35-OPoA [36.11.229.140])[] 2021/04/05(月) 00:33:10.68 ID:+CiyWOgnM
>>237
AMATはもう高値圏じゃねえかなー pic.twitter.com/k93eqe2yLE
第二の関門 EBONショック
最近のブリザード氏は半導体銘柄への集中投資という印象が強く残りますが、流石にそれだけではきついと反省したのか他の銘柄も物色していました。
そして見つけた銘柄がEBON(エバン・インターナショナル)。
通称エボンのたまものです。
先月初めまで猛威をふるっていた仮想通貨銘柄の一つです。手をつけるの遅くね?
値上がりしたブリザード銘柄を軽く売りながら値下がりした株を積極果敢に拾っていくという、通称餓狼買い手法を駆使します。
餓狼買いとはとあるユーザーが「狼狽売り」を餓狼売りとミスタイプしてしまったことが由来なのですが、「こっから上がるしかねえ」という強い気持ちを持ってギャンブル買いしていくことを指すようです。
しかし、神はブリザード氏の牙をへし折りにかかったのです!
$EBON
— ユーエスさん🇺🇸米国株投資🍺🥃🍷🍶 (@us_stock_invest) 2021年4月6日
HindenburgによるEbangのショートレポート公開。
増資の怪しい使い道やら香港IPO失敗やらビットコインマイニング用マシンの事業衰退やら先日の暗号通貨取引所やら。
現在-16%ほど下落📉 https://t.co/8du0ngWnjM
空売りヘッジファンド「ヒンデンブルグリサーチ社」がEBONに対するショートレポートを発表!
このヒンデンブルグ社は昨年あの二コラ社の50%大下落を引き起こしたネガティブレポートの発表者でもあります。大暴落なんてお手の物です。
それにしても不幸なのがブリザード氏。
なんとEH(イーハン)に続き、二回目のショートレポート攻撃の直撃を喰らってしまったのです!!
そして時間に注目してもらいたい。
そう、AMATによる半導体ショックと同時進行でこのEBONショックが起きていたのです!
ブリザード氏が7ドルで渾身の餓狼買いを見せたEBONはショートレポートの後遺症が深くずるずると値を下げまくり、上昇の兆しが見えません。
ブリザード氏はストレスに耐えきれず、だからといって退場芸は前回から日が空いてないので乱発できず、酒にそのはけ口を求めるのでした。
酒!飲まずにはいられないっ!!
第三の関門 ブリザード排斥運動
「お前も固定つけとるやろ」と言われる事は承知の上ですが、5ちゃんねる(2ちゃんねる)というのは匿名性を売りにした掲示板です。
よってそこにわざわざ固定ハンドルをつけて活動するのは、匿名性の売りを邪魔していると昔から煙たがられる傾向にありました。
それでも人が多かったり、投資系板だったら相場が右肩上がりの時とかは皆そこまで固定ハンドルにかまってもられないので、排斥される風潮は少なくなるのです。
年末年始の米国株低位株バブルはブリザード氏をはじめとしてバーニング、灰、ドッグ、ざるそば、バーストストリームといった多数の米株イナゴ糞固定達を生み出す土壌となっていました。
しかし最近の米株はヨコヨコ状態。
盛り上がりに欠ける米株スレからは人がいなくなります。
そうなってくると目障りになるのがコテハン陣の書き込みです。
元々コテハン勢の書き込み内容が「○○ぶち上り!あばばばば!!!」とIQ5程度のものが主だったのもあり、正当な投資話や経済話を求める層からは眉をひそめられていました。
「人がいなくなったのはお前らコテハン陣が空気を滅茶苦茶にしたからだ。」
その槍玉にあげられたのがブリザード氏です。
そりゃ一日に100レスは平均的に書く男が攻撃されないわけがないって。
かくして株で傷ついたブリザード氏は本スレからもパージされ、個人スレに蟄居させられるという展開が起こったのです。
まあ、数日もしないうちに本スレにまたひょこひょこと顔は出していますが。
こうして金を減らし、人気も落ち、そして戦いつかれ感情までなくなってしまったブリザード氏。
しかし彼がこのまま終わるとは私は思いません。
虎視眈々と名誉挽回のチャンスを伺っていることでしょう。
ブリザード!餓狼だ、お前は餓狼になるのだ!!