40歳貯金20万ドル計画(2021年3月結果報告)
2030年12月31日に証券口座に20万ドルある状態を作りたいこの企画。
前回の収支報告後、本家岐阜暴威さんの「40歳貯金2000万円計画」がまさかの上方修正となるという衝撃の展開が起きました。
本家の「年末1000万計画」に張り合うならこの企画も「年末10万ドル計画」に変更するべきでしょうが、明らかに岐阜暴威さんは様子が変わってしまったため真似るのは危険と判断しました。
今後も40歳20万ドル計画のまま続けさせていただきますね。
収支報告
3月末時点の口座残高は 3830.7ドル でした。
現在オールキャッシュ状態になります。
2月末時点で保有株含めて4150ドルくらいありましたので、今月はドローダウンしました。
3月相場はボックス気味だったこともあり、ボックス相場時の自分の手法の弱さが出たなあといったところです。
【前月からの持越し分】
・BNGO -462ドルくらい
2/15 13.91ドルで100株購入
2/25 11.40ドルで33株購入
⇒3/4 9.33ドルで全株撤退
・SNDL +10ドルくらい
2/27 1.35ドルで1777株購入
⇒3/2 1.37ドルで全株撤退
【今月取引分】
・AMRS +170ドルくらい
3/3 16.1ドルで100株購入
3/4 20.55ドルで24株購入
3/16 22.8ドルで15株購入
⇒3/31 19ドルで全撤退
・ZIM -77ドルくらい
3/16 25.4ドルで50株購入
⇒3/31 24.11ドルで全撤退
※その他
今月の入金分 40000円(ドル転未実行)
月初、いきなりの損切り
自分で週足が確定するまではエントリーしないと決めていたのに衝動的に買ってしまったBNGOとSNDLの損切作業から今月はスタートしました。
BNGOはもう絶望的に上がる予感がしませんでした。
今の段階で7.83ドルだったのでナイスロスカットといったところでしょう。
SNDLに関しては逆神トレーダーとして注目されていたビンゴ犬氏が投げ売ったからという理由で拾いました。
しかし米株最凶トレーダーPAN氏の保有銘柄だったことを直後に思い出したので、速攻で捨てることにしました。
そもそも、曲がり屋として注目していたビンゴ犬氏ですが、日本株の並み居る曲がり屋達に比べたらそこそこ上手いということが判明。
よーし。プラスで引けるだろ。
— ビンゴ🐕🦺米国株の魔犬 (@grnbpJFPulP2CWA) 2021年4月1日
$TIGR
来週からまた頼むぜ。 pic.twitter.com/94ksLdfMWG
ポジションの三割を逆神の逆ポジをとるという方針はあっさりと瓦解しました。
空売りしてる株を買う、って戦法は有効ですが捨てた株を拾うってのはやはりリスキーだと思った次第。
先物取引をする時も、逆神が売りを切ったから売りで入ろうとして成功する確率はあまり高くないように思えます。
損切ったはいいものの、米国株全体的にはまだまだ底堅い。
PAN氏からは「銀行株を買いなさい」という神託が出ましたが、その銀行株も軒並み上がっており今から入ってもあんまり旨味がなさそうだなあと思っていました。
ちなみにこの後銀行株は他のセクターが崩れていく中、堅調に伸びていくことになります。やっぱ凄いぜPAN氏。
SQが銀行業務開始。つまり給与をSQで受け取れるしローンもSQで組める。ビットコインもAppで買えるし。もう進化の止まったアメリカの銀行いらなくない?私が銀行株を買うことはないと思います。
— PAN🇺🇸外資勤務2億り投資家(YouTube2.1万人) (@PAN_US_STOCK) 2021年3月2日
Go Square!https://t.co/kjXiPnGcWr
決算ギャンブル!AMRS勝負!
自分基準的に考えると買える株がない。
しかし早くBNGOで喰らった損失を埋め合わせたい。
すっかりポジポジ病を発症した私。
BNGOの反省がまるで活かされていませんでしたが、この時一つチャンスがありました。
それは決算シーズンだったということです。
決算を控えた企業をギャンブル的に買って好決算発表で株価が上がった途端売って利益を稼ぐのです。
その中、とある株に着目します。
その名はAMRS(アミリス)。
成長の期待できるバイオ株として界隈で持ち上げられてきた会社でした。
丁度そのAMRSの決算の直前という時期ということもあり、決算ギャンブルとして仕込もうと画策。
マネックスで市場オープン前プレタイムで16ドル購入しました。
前日まで15ドル付近だったため、いきなり1ドルの上昇。
皆決算前に仕込んでいるんだろうな、と思った直後でした。
🧬 $AMRS Amyris FY20 Q4
— ユーエスさん🇺🇸米国株投資🍺🥃🍷🍶 (@us_stock_invest) 2021年3月2日
⭕️EPS: -$0.03🆚-$0.09(予想)
⭕️売上高: $79.7M(+97%)🆚$70M
▶️Consumer: $17.3M(+161%)
Ingredients: $17.7M(+29%)
Collaborations & Grants: $.47M(-1%)
▶️FY21ガイダンス
⭕️売上高: $400M🆚$231.8M
▶️プレマーケット +8.6%📈
なんと市場オープン前に決算が発表されていたのでした!
まさかの大ポカです。
決算期待で上がっていたのではなく、決算がよかったから株価が上がっていたのでした。
「慣れてないことはするんじゃなかったー!」と頭を抱えそうな思いでしたが、幸運にもAMRSの決算はポジティブサプライズだったこともありそのまま株価は伸びます。
大体良決算後は売りをぶつけられて株価が垂れがちです。
「こいつはもしやとんでもないお宝を掴んだ可能性があるぜ!」
そう思った私は翌日も買い増しを敢行。
20ドル近辺で買った途端AMRSは売り浴びせを喰らいます。
見事ド天井気味に掴んでしまいました。
— 🅿︎e🅰️©️E🔛🎱🎲🕔 (@Peace_815) 2021年3月4日
イスラエルドリーム再び!?ZIMに乗る!!
AMRSの煮え切らない値動きに悶々としつつ、救急医ゆうすけチャンネルを見ては「この株は将来性が抜群なんだ・・・・下がれば買いなんだ・・・・」と投げ捨てたい衝動を抑える毎日。
実は週足で見るととっくに天井サインが出ていたのですが、今回は良決算に従うからと都合よく無視。
そんな不遜な態度で次のチャンスを伺っていたところ、お宝銘柄を発見しました。
$ZIM 買いたいなあ
— うどん暴威 (@inagi666) 2021年3月15日
今週FOMCやらかしてアメリカ大暴落もありえそうだけどいいチャートしてんだよなあ
海運業に金が入ってきてるの見ると相場の見立てでは半年後にはコロナ消滅かな?#アメリカ株 pic.twitter.com/O5qgnEFMe8
イスラエルの海運会社ZIM(ジム・インテグレートシッピングサービシーズ)。
1月に上場を果たしたほやほやの銘柄でした。
ほやほや、とはいいつつも創立は1945年の歴史ある企業。
イギリスの委任統治領だった時代から移民輸送などで活躍していました。
折しも海運セクターが上昇中。
そして以前NNDMでダブルバガーを達成したなど、イスラエル株にはいい印象を持っています。
これは買うしかない、と残りのキャッシュでガッツリ購入。
ついでにAMRSも少額買い増しました。
これでほぼフルインベスト状態です。
見立て通りZIMは上昇。
28ドル台まで記録しました。
一方のAMRSは伸び悩みましたが底堅さは相変わらず。
不安定な相場でもしっかりと値を伸ばす2銘柄を手にして、気分は勝ち確モードでした。
月末の落とし穴
各方面でトレーダー達が苦戦を強いられる中、しっかりと含み益を出していた私。
毎月末になると株価が下がる傾向にありましたが、今回は月の早い段階から低調気味だったからこれ以上下がるようなことはまずないのではないかと思っていました。
しかし、やはりここでやらかしを起こします。
そもそものミスはZIMの決算タイミングを見誤ったことでした。
22日にZIMの決算があるということは知っていましたが、相場が引けた後にあるものと思っていました。
ところが実際はマーケット開始前に決算発表があったのです。
[#決算]#ジム・インテグレーテッド・シッピング・サービシズ(#ZIM)Q4:EPSはアナリスト予想$3.71に対して$3.49(×)。売上高は同$1.26Bに対して$1.36B(○)。調整後EBITDAは前年比+168%、2021年ガイダンスでは同+35%から+54%(×)。
— ZOG@早期リタイア×🇯🇵配当金生活🇺🇸 (@JPY100M) 2021年3月22日
株価-10.04%。
時価総額$2.9B。コンテナ定期船。$ZIM#米国株#株#投資
EPSとガイダンス見通しでやらかして株価がみるみる下がるZIM。
週足派としては月曜から売られると判断が遅れてキツイ状況になってしまいます。
更にそろそろ月が替わる頃。
「どうせなら月足がどういう形になるかギリギリまで見極めて判断しよう」と思ったのが悪手。
ZIMどころかAMRSも上値を押さえつけられ株価が停滞しました。
そして堪忍して両方とも撤退。
どちらも大きな出来高を伴った上髭の月足を形成したのでした。
なお、4月の値動きを見ると上昇していますがそれは3月末に行われたバイデン大統領の大型インフラ投資演説を受けての事でした。
このジジイもなかなか私に嫌がらせしやがるわ。
バイデン大統領、250兆円規模インフラ計画発表-国民全員に恩恵 - Bloomberg
4月の戦略
バイデン大統領が発表した「250兆円インフラ投資」と「企業への税増加」ですが、市場的には前者が大きく好感をもって捉えられたこともあり株価は再び上昇基調に向かいそうです。
ナスダック指数を見ると丁度13500直前くらいで終わってるので、ここから伸びてきてくれるのかちょっと怖いです。
だからといって底打ちしてる動きでもあるのでノーポジなのもなあと思い、バイデンが特に注力すると言っていた半導体セクターから銘柄を探すことにしました。
堅めのものを持ちつつ、様子を伺う戦法です。
その中で見つけたのがAMAT(アプライド・マテリアルズ)。
個別銘柄を物色していると、3月相場の低調っぷりでチャートが崩れているのも多いですがそれ以上に出来高が小さいものが見受けられます。
出来高が少ないものを買うとやばいことになるのはBNGOでやらかして以降避けるようになったため、買うものがなかなか見つかりませんでした。
その中、このAMATは月末のバイデン投資政策で急伸し週足と出来高がいい感じになっていました。
そして月足はここ1年くらいで最大の出来高を記録すると共に、下髭をつけた陽線でフィニッシュしています。
超底打ち反転。上を目指すしかないってことですよ!
4月は大きな問題もなく順調に株価が上がって行って欲しいものです。
それでは皆様、今月も生き残りましょう。