40歳貯金20万ドル計画(2021年2月結果報告)
2030年12月31日に証券口座に20万ドルある状態を作りたいこの企画。
2021年2月分の報告です。
- 収支報告
- 水星逆行ショック、来ず
- 幻のトリプルバガーAEZS
- BNGO沼に足を突っ込む
- 仮想通貨銘柄CAN大躍進→マスクショックで死亡
- 逆神トレードでSNDL買いするも大ミスに気付く
- 反省&新しい投資方針(逆神投資法)について
収支報告
1月末時点の口座残高は 0.27ドル でした。
正真正銘のフルインベスト状態です。
保有銘柄です
・BNGO 1767.16ドル分保有
2/15 13.91ドルで100株購入
2/25 11.40ドルで33株購入
・SNDL 2398.95ドル分保有
2/27 1.35ドルで1777株購入
約定銘柄です
・AEZS(2/9に1.2ドル×1900株購入) +1414.2ドル
2/12 1.96ドルで1900株清算 +1414.2ドル
・CAN(2/17に15.18ドル×152株購入) +87.55ドル
2/24 15.91ドルで151株、15.90ドルで2株精算 +87.55ドル
【入金額】 379.43ドル(1/25に¥40053をドル円105.56で振替)
その他諸経費も諸々ありますが、大まかにはこんな感じです。
水星逆行ショック、来ず
1月分報告で「2月は株価が不安定になる水星逆行期間だからノーポジションで行く!」と宣言していました。
ところが2月に入ると、株価は下がらないどころか爆上げを見せました。
政府に制圧されたかけたはずのロビンフッド共はいつの間にか何のお咎めなし。
再び相場を荒らし始めました。
内情はどうであれ、米国相場が落ち着いたことで日本も株価持ち直し。
当ての外れたショーター達の悲鳴がこだましました。
幻のトリプルバガーAEZS
このまま上昇を指咥えてるわけにもいかないので、あっさりと禁を破り株復帰。
といってもいつ水星逆行に伴う大暴落が発生するか分かりません。
そこでここは低位株の大爆発で短期的に稼ごうと考えました。
5ちゃんねるのペニー株スレで出た銘柄を探っていると面白そうなものを発見。
こちらの会社AEZS(エテルナ・ゼンタリス)。
カナダのバイオ医薬品メーカー。
イスラエルの3Dプリンタ銘柄の次はカナダのバイオ会社買いです。
米国株とは一体何だったのか。
週足を見ると物凄く異様に出来高が増えているため、とてつもない買いパワーがあると思いエントリーしました。
すると株価は一気に上昇。
一夜にしてダブルバガー、最高値に限ればトリプルバガー達成となりました。
しかし、ここで「AEZSの今の所の目標株価は12ドルだとロビンフッドで議論されている」という信頼度10%の情報を鵜呑みにしたため、翌日からの凄まじいずる下げに逃げ遅れます。
木曜のプレマーケットで2ドル復帰となりますが結局そこからまた値を下げてしまったところで心が折れました。
1.96ドルで決済。
チャートはものの見事な出来高大の上髭、通称「イナゴタワー」を形成したのでした。
BNGO沼に足を突っ込む
あの時欲張らずにAEZSを半分でも利確していれば・・・・。
そう思うと悔しくて眠れずボケーっと米国株の値動きを追う日々。
1月分の反省で「夜中ぶっ通しで株価を見ない」という誓いを立てていましたが、これもあっという間に破っています。
その中、年末年始から米国株界隈を騒がしていたある銘柄が伸び始めます。
その名はBNGO(バイオナノ・ジェノミクス)。
ビンゴゲームと呼ばれるセンセーショナルな急騰劇を見せたバイオ株です。
BNGOは「12ドルで絶対売る」マンという謎の存在に上値を抑えられていました。
しかし、そこを抜け、ついに再上昇を期待させる動きが。
「ここしかねえ!」
私はBNGOに13.91ドルで買いを入れました。
ただチャートの形は良かったものの、出来高が異様に小さいのが不安だったので、半力で軽く100株だけ買いました。
この出来高の小ささへの懸念、後々悲劇を生み出すことになります。
仮想通貨銘柄CAN大躍進→マスクショックで死亡
BNGOに資金を半分使い、もう半分はどこに使うか悩んでいたところ、このニュースを目にしました。
下がる下がると皆が疑問を持っていたビットコイン。
それがとうとう500万の大台に乗りました。
私の友人に日本株をやっている者がいますが、彼女はビットコインが上がると思いマネックスを購入してしました。
そして見事爆益を手に入れていると。
その話を思い出しビットコイン銘柄を物色していると、いい銘柄が見つかりました。
中国の仮想通貨マイニング企業、CAN(カナン)。
前回の出来高大の時は陰線。
その時と同程度の出来高に加え、倍返し以上の長い陽線を作りました。
最近のビットコインの上昇具合を鑑みるに、高値掴み覚悟で買うしかありません。
同じように考える人達が多かったのか、プレの段階ですでに16ドル。
そこから寄りつき後に値を下げました。
丁度この時、マネックスサーバーが調子が悪く、自分の指値注文が通らない展開に。
成行に変更してなんとか買えた所が15.18ドル。
この日の安値付近でした。
怪我の功名です。
その後、CANはグングン上昇し25ドル付近まで到達しました。
ビットコインもあっという間に600万円へ。
「これはもうダブルバガー確定やろ~」とホクホクしていた所に2つのショックが起こります。
【ビットコイン】テスラのイーロン・マスク、10億ドル相当の利益確定か https://t.co/Pw308nesni pic.twitter.com/gwXDlnNCFu
— ネオあんてな (@neoantenna) 2021年2月23日
イエレン発言に加え、ビットコインの強力な支持者なように見えたマスク氏が利確。
ダブルの衝撃でビットコインは一気に100万以上の下落。
これは流石にCANはずる下げやろ、と思いつつもしかしたら奇跡の反転があるかもと15.99ドルで逆指値を入れていました。
月最終週。今までの出来高と上昇具合から行くと、ここで大下落したら月足で大きな上影をつけてしまいます。
23日、CANは16.81ドルで寄り付き瞬時に大下落。
希望も虚しく逆指値にかかった上に、下げがきつすぎたためか値がスリップ。
約定したのは15.91ドルと15.9ドルでした。
この後、株価はパウエルFRB議長のポジティブ発言で持ち直します。
CANもそのままの勢いでリバウンドします。
「そんな・・・せっかく逃げられたのに」
利益が6割近くあった状態からほぼ同値撤退に追い込まれたこと、撤退してから株価がリバウンドしていること。
これは相場がV字回復するに違いない、もう一度買いで取り返すんだ。
そう思った私はなぜかBNGOを11.4ドルでナンピンするという悪手を繰り出します。
丁度この日、新たな入金をしたことでリスク許容が大きくなっていたのもあるのでしょう。
普段ナンピンなんてしないのに。
結局その後、株価は大下落。
CANは月足で出来高大の上影をつけました。
そう、私の撤退タイミングは全然間違っていなかったのです。
月末の下落で結局BNGOの含み損は拡大。
衝動的ナンピンはあかんと岐阜暴威さんからあれほど学んでいたのに、ついやってしまう自分の弱さが出てしまいました。
逆神トレードでSNDL買いするも大ミスに気付く
下落局面での買い向かい。
それは大火傷になることが多いです。
しかし、真に爆益を得るためには皮肉にも「逆張り」の要素が必要になってきます。
「安い株を買い、高い株を売る」と古典的名著『グレアムの賢明なる投資家』に書いていたりします。
決して順張りを全否定するわけではありませんが、こと米国株市場は原則右肩上がり。
下落というものは本来バーゲンセールだと思い買い向かう姿勢が重要です。
前述したCANのモヤモヤ感をどうしても払拭したい気持ちもありました(結果的に撤退は正しかったのですが)。
ただ自分のスタイルや傾向ではそれは出来ません。
どうしても上がってる株を買い、下がり始めた株は手じまいする方が性に合います。
しかしなんとか逆張りでも取りたいものだ・・・と思った私がひらめいたのが「逆神投資法」を米国株に適用することでした。
逆神投資法は本来売り買い両方できる先物でやるものです。
相手のポジションに柔軟に対処できるからです。
しかし、これを現物株の世界に適用してみるとまたおもしろくなります。
逆神が「もうダメだ!」と株を投げる。それを拾う。
これは下落局面での底買い、逆張り投資なのではないかと。
この慣れ親しんだ方法なら抵抗なく逆張り買いが出来る。
そう思った私は27日明朝に逆神「B.D」が投げた大麻株SNDL(サンダイアル)を余力全てを使って買ったのです。
下落中の株に恐怖心なく買い向かえた。
なぜなら逆神B.Dが投げたから、その理由です。
そのまま眠りについた私は寝起きと共にとある重大なミスに気付きました。
SNDLはあの米国版岐阜暴威ことPAN氏が保有している・・・・・。
そしてPAN氏は今現在まだ保有している・・・・・。
時すでに遅し。
マーケットはその時もうクローズされていました。
逆神トレード研究家としてあってはならないボーンヘッドです。
BNGOの含み損を一刻も早くカバーした。
その焦燥感が招いたミスでした。
反省&新しい投資方針(逆神投資法)について
さて、ここで見たように私が失敗している要因は2つ。
まずBNGOに関しては「エントリータイミングが自分のペースでなかった」ことです。
週足を出来高含めてじっくりみる。そして週の初めにエントリーする。
これが私のエントリーペースでした。
NNDM(これは出来高無視してたけど)、AEZS、CANはこれでまあそれなりに上手くいっていたわけです。
結局BNGOの週足は上へのレンジブレイクどころか下にレンジブレイクしたというクソみたいな状態。出来高は相変わらずしょぼいです。
エントリー根拠は完全崩壊しています。
SNDLに関しては「他の逆神の動向を把握できていなかった」ことでしょう。
昔、先物で逆神トレードをやっていた時は逆神同士の力関係やポジションをスマホのメモアプリに打ち込んでやっていました(当時スマホトレーダーだったので)。
米国株界隈において、現在一番曲げ力が強いのはPAN氏です。
彼のポジションが「B.D」や「天おじ」といった他の逆指標よりなにより優先されます。
「このブログ逆神トレーディングと名付けてるけど逆神トレードを披露出来てないなあ」という申し訳ない気持ちもありました。
しかし、従来やっていた準備を整えず生半可な状態で逆神トレード米国株編を始めてしまった軽率さが今回の悲劇を招いたのは否定しようがありません。
さて、ご覧のように両銘柄ともエントリー根拠が崩壊しています。
なので3月の第一週にこの2つの銘柄を清算することが最初のオペレーションです。
つまり新しい銘柄にエントリーするのは早くて3月の第2週になります。
また、従来のガチトレードに加えエンタメ要素としての逆神トレードも両立するため、キャッシュバランスを再構築します。
最初は5;5にしようとしましたが、せっかくそこそこ調子のいいガチ(順張り)トレードを半分程度にするのは将来収益的にももったいないと思い却下。
そして生み出したのが、ガチ:逆神=7:3のバランスです。
今までフルインベストをしたお陰で資産は予想を上回るペースで増えました。
しかし、値動きについあたふたして心が落ち着かない日々を過ごしていたことも事実。
なのでガチトレードは七割の資力で回し、心と現金に余裕を持たせます。
残り3割の逆神部分ですが、米株界隈は上手いも下手も「ガチホこそ正義」信仰が強いため、早々エントリーはできないでしょう。
なので普段はキャッシュとして、いざというときは逆神トレードの資力として活用します。
動向によってはこのバランスを適宜見直していこうと思います。
それでは皆様、3月相場も無事生き残りましょう。