40歳貯金20万ドル計画(2021年1月結果報告)
2030年12月31日に証券口座に20万ドルある状態を作りたいこの企画。
元ネタの岐阜暴威さんが「貯金2000万計画」の成果報告動画をアップしたので、時を同じくして2021年1月終了時点の結果報告を行います。
ちなみに岐阜暴威さん、なぜか「4000万計画」と言っていますが最近睡眠不足が原因なのか言い間違いが多くなっています。
40歳までに彼がお陀仏にならないことを祈ります。
収支報告
1月末時点の口座残高は 2305.8ドル でした。
月末時点での保有米国株はありません。
・NNDM(昨年12/15に6.51ドル×160株購入) +2248.77
14.4ドルで80株清算 +1146.28
13.85ドルで80株清算 +1102.49
・SYN(1/26に1ドル×395株購入) -62.87
0.85ドルで395株清算 -62.87
・SNDL(1/29に0.95ドル×350株購入) -72.94
0.75ドルで350株清算 -72.94
※その他マネックス口座応援キャッシュバック +4.69
【入金額】 386.21(1/25に¥40000をドル円103.57で振替)
その他諸経費も諸々ありますが、大まかにはこんな感じです。
好調NNDM
なんといってもこの企画開始からここまでを支えてくれたのはNNDM(ナノ・ディメンション)株でしょう。
なんの会社か分からずチャートとARK社の仕込みという二要素でいきなりフルインベストするというスタートでしたが、しっかりと値を伸ばし見事にダブルバガーを達成してくれました。
ARK様々、イスラエル様々といった心境です。
NNDM購入の経緯はこちらから
5ちゃんねるの市況板でもNNDMの事を書いていたら、有名億トレーダー劣後参謀氏が「そんなにお前が気に入ってるのなら俺も噛んでみよう」とIB証券の個別銘柄コールオプションをぶっこんできたので、損させないか冷や冷やしたという事件も起こりました。
名無し状態の劣後参謀がこちら。
またNNDM絡みでツイッターで米国株関係のハッシュタグをつけるようになったお陰で、ずいぶんとトレーダーの方のチャンネルを知ったりリプライを貰ったりするようになりました。
それまではこのブログの性格を見たらわかるように、大損ぶっこき芸トレーダーかフカシがすぎるバーチャトレーダーのアカウントばかりしか株クラ界隈で繋がりがなかったので、意見交換のフィールドが広がったのは自分にとって大きな前進だったと思います。
その中でも特に有益な出会いがありました。
まずARK社の研究をしている「マイケル博士」さん。
ARK銘柄、Nano Dimension社 ($NNDM)のCEOインタビューについて解説します。3Dプリンティング提供を行う同社のビジョンや戦略を明らかにします。ドクターマイケルがお届けします。
爆発力ある米国医療・バイオ銘柄を調査している「救急医ゆうすけ」さん。
2021年成長株の中からヘルスケア株をご紹介!【あけましておめでとうございます!】
満遍なく米国相場の情報を紹介してくれる「とも's投資ゼミ」さん。
今まで米国株チャンネルは高橋DだのB太郎の動画を見て鼻で笑うという活用の仕方をしていましたが、このようにじっくりと研究したり分析したりしている人もいるのでここで上げている人たちとかは今度も銘柄選びの時の参考にしたいと思います。
特に最近暖房のかけすぎかインターネット活動のし過ぎで慢性的眼精疲労があるので、耳だけでも情報収集ができるこういう動画は活用したいですね。
そのNNDMですが「じっくり我慢して20ドルのトリプルバガー達成まで持ち続けるぜ!」宣言を何度も繰り返していたのにも関わらず、1月末に利確して撤退しました。
なぜかというとちょっとチャートが怪しくなってしまったからです。特に月足。
ああ、相場の不調があと一週間遅ければ・・・・・。
週足も1月末の低調状態でなかなかの陰線を引いてしまったわけですが、それ以上に月足が自分の嫌いな出来高大の上影陽線の形が出来てしまったわけです。
1月28日夜から29日明け方にかけて、ダウ及びナスダックは前日下落分をほぼ全戻ししたわけですが、この中でもNNDMはズルズルと値を下げていました。
ホルダーとしてはフラストレーションが溜まる展開です。
なんとか株価が盛り返して髭の部分を短くしてないものかという祈りも全然届きそうになかったので、月足及び週足の完成を見る事なく早めに撤退したというわけです。
下落は考えにくいにしろ横横状態での資金拘束って展開もちょっと嫌だったので。
手放したものの、この会社の3Dプリント技術は魅力的だと思いますし、今後広がってくる宇宙ビジネスにも絡んでくると思います。
長期的にはもっと伸びていくのではないかと思います。また機会があったらエントリーしたいと思います。ありがとうNNDM。
入金からのSYN突撃
20万ドル計画において入金額は月給から250ドル、夏冬ボーナス時は別途1000ドル入金すると設定していました。
ところが留まらない株価上昇に「今の内にぶちこんどいてがっぽり稼ぐか!」と思った私はちょっと多めに40000円を口座に送金。
丁度ドル円が103円前半をジリジリ掘っていたので即ドル転すると386ドル程になりました。
その後ドル円は反転し、現在105円間近になっているのでタイミング的には非常によかったのではないかと思います。
ただその後の行動でケチがついてしまいました。
NNDMでダブルバガーを達成していたとはいえ、持っていた1か月半の間にBNGOやADMPの急騰、GMEに対するロビンフッドの買い攻勢でヘッジファンドの売りが焼かれるなどイナゴ株や低位株が尋常ない爆発力を発揮していました。
ペニー株ブームです。
「俺も低位株の初動掴んで爆発に乗りたい!こんなにマッハで稼げるチャンスがあるのに!」と思った私はNNDMの含み益もあるということで低位株チャレンジに乗り出しました。
NNDMの時はあらゆる情報媒体から精査しましたが、今回は低位株に絞っていたため5ちゃんねる株式板の米国ペニー株総合スレッドからティッカーを調査しました。
その中で見つけたのがSYN(シンセティック・バイオロジックス)。
胃腸に関する療法を扱っている会社のようです。
私もヤクルトみたいな会社なのかと思った程度でそれ以上詮索する気も起きず、ティッカーをツイッターで検索してもあまり引っかからないマイナー銘柄です。
またもよくわからない銘柄に手を出す形になりました。
売買の判断はチャートでした。
週足の出来高大の上影陽線を強く否定する次の陽線。
月足も直近レンジを抜ける陽線が出ています。
ちょっと月足がヒゲ出ていてでこのままだと出来高大の上影陽線が出来てしまいますが、週足の上昇トレンド継続を見るとこのヒゲは埋めていってくれるだろうと思いました。
26日の寄りはいきなり1ドル超からのスタート!
ここは多少高値掴みでも買って上昇を逃してはならない!と1ドルで395枚のフルインベストエントリーをしました。
しかし今思えばこの時がバブルの大天井でした。
このままグイグイ上がって長期的には2.5ドルくらいまで上がってくれるかなあとホクホクしていたら直後にあの「GMEショック」が発生しました。
◆異例の乱高下
— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) 2021年1月25日
・GameStop株、145%高→6%安
・売買の一時停止相次ぐ
・Robinhood経由の資金流入やショートスクイーズが入り乱れ、異常な値動きに→他銘柄にも波及
・15:00時点の売買高は発行済み株式数の2倍超
・売買代金は150億㌦(Tesla290億㌦、Apple190億㌦)
・過剰流動性相場の象徴との見方も pic.twitter.com/B6DmkZV6ko
せっかくいい感じだったのにこれで一気にチャートは1ドル以下に逆戻り。
こうなるとディフェンスが脆いのが低位株。
その後もチャートを崩したまま態勢を整えられず、月足で見事すぎる上髭を出してしまいました・・・・。
SYNの場合、NNDMと違って早い段階で「ああ、これ回復まで時間かかるな」と思ってロスカットのタイミングを探っていました。
結果的に0.85ドルという戻り天井でロスカットが出来ました。
なぜこういう時だけいい感じでロスカットできるのか不思議でなりません。
ロビンフッドの聖戦に参加
SYNのチャートが崩れ、買い支えが入らない状況を眺めながら何がいけなかったのかと考えていました。
一応バイオ銘柄だし夢見るドリーマー達が博打買いしてきてもよかったのに。
するとNNDM選定時にはあって、SYN選定時にはなかった考慮事項が判明しました。
そう、大口投資家の買いです。
NNDMの場合はARKインベスト社が下落の度に買い増しをしていたのもあり、そこまで大崩れすることなく今に至る上昇を見せたのです。
読売ジャイアンツ終身名誉監督の長嶋茂雄氏も「フォーム云々で打てるほど打撃は甘くない。パワーをボールに伝えられるのであれば型にこだわる必要はない。」と言っていました。
ならばここはパワーに後押ししてもらうしかありません。
そう、空売りファンドを撃滅させるだけの戦力を持った「ロビンフッド」に追従するのです。
ロビンがイナゴのように稲穂を食いつくすのであれば、とりあえずそのそばで茎くらいはいただけるやろという気持ちです。
イナゴにイナゴするってのも自分の心情と反する行為なので、とりあえず彼らの「悪のファンドを倒す正義の戦士」というロジックを応用することにしました。
狙いを定めたのはロビンフッドに人気の銘柄で一番株価が小さいSNDLという大麻銘柄です。
もはやこうなるとチャートもクソもありません。
SYNをロスカットしたのでその余力でまたもフルインベスト。
0.95ドルで350株買いです。
買った直後グングン上がったので「これでSYNの損失は完璧にカバーや」と(・∀・)ニヤニヤしてしまいました。
しかしここでまたも悲劇が私に襲い掛かります!
◆取引制限に
— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) 2021年1月28日
・Robinhoodは28日、ゲームストップなどの一部の銘柄を取引制限
・既存のポジションの解消のみ
・証拠金比率も引き上げ
・期限は示さず
・公表資料では対象は8銘柄
・「市場を常時監視している」といい、対象銘柄は拡大する可能性も
▽Robinhoodのブログhttps://t.co/NLoJDI8R4O
なんとここで場中にロビンフッドが銘柄取引制限措置を実施!
次のロビンターゲットになっていたSNDLは1.3ドルあたりでいきなり値動きが停止しました!
「なぜ俺がinした今日にやるんだよ!」とチンタオビール片手にイラつく時間が流れます。
ああ、そういえば最近好調だったから忘れていたけど自分自身も逆神だったわと。
元々このブログは逆神である私が大逆神たちの曲げ力を利用してなんとか相場を渡っていくというコンセプトで作られていたのです。
取引が再開したSNDLはあれよあれよと値を下げます。
時間軸の長いトレードがメインになっていたので、こういう時のレスポンスがすっかり錆びついていました。
そのまま0.8まで割れていく展開。
これもまた勢いをぶっ叩かれた上に、そもそもロビンの力のみをエントリー根拠としていたため回復は絶望的状況に。
結局何回か0.8ドルを回復する形を見せながらズルズルと滑落していく動きを見て時間の無駄だと思い、0.75ドルで無念のロスカットをしました。
結局無駄に睡眠時間を削り、余計な飲酒もしていまったので寝起きは非常に悪いものになりました。
反省と今後の展望
さて、1月末までの私の動向を見てもらいました。
反省点としては
①短期勝負はしない
②夜中ぶっ通しで値動きは見ない
③酒飲みながら徹夜しない
④中長期チャートの形と大口買いをしっかりとチェックする
⑤入金後に興奮しない
が挙げられます。
特に気をつけたいのは①と④です。
とにかく短期勝負は徹底的に避けます、というより今まで短い時間軸で判断してきて負けがこんでいたのですからやってはいけません。
スキャルピング、デイ、スイングのトレード手法の内、2つが封じられてしまうのは大変悲しい事ですが前向きに頑張って行かなければなりません。
そして銘柄選定の場合はチャートと大口買い、この二つを主眼において作業をやっていこうと思います。
とりあえず、次もARK社の銘柄から拾っていこうかなと思います。
さて、今後の展望ですが2月中はトレードを休もうかと思います。
よって恐らく増減分は入金によるものだけになるでしょう。
理由としては2月の大半が水星逆行期間に含まれるからです。
この期間は方向性が出にくい、または混乱による下落が起きやすい傾向にあると言われます。
下落はもちろんまずいですが、方向性が出ない横横ボックス相場の場合も高値ブレイクのプライスアクショントレードをする私にとっては相性が悪いです。
更に1月末で強欲ポジポジ病の症状が出てきていたこともあり、相場を休む期間が必要であるとも思いました。
あくまで傾向ではあるものの、ロビンフッド騒動などもあり一筋縄ではいかない予兆があったため、今回は当たる可能性高いんじゃねえかと。
株の銘柄を強引にでも利確、損切して全撤退させたのも水星逆行期間を考えての事でした。
金持ちのイメージが強いユダヤ人が多数信奉しているユダヤ教やそれから派生したキリスト教には安息日という概念があります。
この日はなにもしてはいけないと言われています。
金持ちの習慣を真似たらお金が舞い込んでくるかなというやや邪な気持ちもありますが、私自身も常時ポジションをとっているのではなく、適度に相場から離れる期間を設定したいと思います。
水星逆行は今年三回あります。
1月31日(水瓶座26度)~2月21日(水瓶座11度)
5月30日(双子座24度)~6月23日(双子座16度)
9月27日(天秤座25度)~10月19日(天秤座10度)
今年この期間中は私は株を保有致しません。
それ以外の期間で頑張って行こうと思います。
以上、1月分の報告でした。